▪︎ 口コミ
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気になる点
全体的に見ると、やっぱり「研修医=雑用」って雰囲気がまだ強く残ってる印象です。特に何もしなくても2年終わっちゃうような空気感があって、朝回診だけ出たらあとは控え室にこもって、夕方の回診まで研修医の姿を見かけないなんてことも珍しくないです。また、手技の機会は少なめで、積極的に動かないとほとんど何も経験できないまま終わる可能性もあると思います。全科的に指導が手厚いわけではないので、当たり外れが大きいというか、自分で学びに行く姿勢がないと成長につながりにくいです。給与も市中病院と比べるとやっぱり低めなので、「たくさん働いてたくさん経験積みたい!ついでに稼ぎたい!」みたいな人にはあまり向かないかもしれません。ラクはできるけど、3年目以降に苦労する可能性は覚悟した方がいいかも。
良い点
筑波大附属病院の研修でいいなと思ったのは、まず外病院に長めに行けること。1年のうち最大で10ヶ月くらい外病院に出られるので、大学病院ではなかなか経験できない症例や手技も外でしっかり積めるチャンスがあります。市中病院では研修医が主体的に動けるところも多いので、やる気があればその分、力はつくと思います。また、科によってはけっこう実践的な指導をしてくれるところもあります。たとえば呼吸器外科ではローテの後半に生検の執刀をさせてもらえたり、代謝内科ではレジデント並みに患者を把握して、負荷試験にもちゃんと関わったうえでプランを立てるように言われたりと、深く関われる場面もあります。やる気のある研修医にはチャンスをくれる科もちゃんとある印象です。あと、大学病院の割には最近はお給料も少し上がって、月30万円くらいにはなってきたので、そこも改善点かなと思います。